8日にお十夜法要がありましたので、お寺に行って来ました。笙笛など雅楽の演奏が加わり、とても雅な法要でした。たまにはこういう体験もいいですね。
社寺の入口、拝殿の前面軒下に吊るし、参詣客がこの前に下がっている綱で打ち鳴らして、神仏に来意を告げるための大きな金属製の鳴具(鈴)があります。金鼓(こんく)ともいうそうです。扁円・中空で下方には広い裂け目のような横に長い口があり、その形態から鰐口とも言われるのだとか。
いつも何の気なしに叩いておりましたが、お話を伺うまでは、鰐口ということは知りませんでした。「その鐘を皆さんが親の仇とばかり・・・強く叩くものだから、割れてしまった」と最後に住職さんが面白い事をおしゃったのです。ものは言い様だなと思いました。ピンと張り詰めていた場の空気が和み、ほっとさせられました。みなさんも同じ思いだった思います。
最後に落ちがありました。さすがだな~と思いました。
