おんとし16歳・・・あのさだちゃんに再会しました。日中は誰もいないお部屋で一人お留守番です。ホットカーペットの上に、ムササビのような格好(変な例えでごめんね。そうせざるをえないのです。)で寝ておりました。
私たちが部屋に入っても暫らくは、全然彼は気が付きませんでした。何故なら~目も耳も嗅覚も足も萎えているからです。それに自力で排泄が出来ませんから、8時間毎に、手の空いてる家人がおしっこを絞っているのです。さだちゃんは家族の愛に支えられて、頑張っているのです。この子を見るにつけ、自分の老後と重なったりもして、重い気持ちに陥ります。果たして・・・さだちゃんは幸せなのかなって。

でもプラス思考で考えることにしました。これだけ頑張っているのです。元気と勇気を貰って帰らねば、彼に対して失礼だと思ったのです。

そうだよね!!さだちゃん。

やっと・・・気が付いたようです。いざって擦り寄って来ます。彼なりの喜びの表現なのです。その様は、なにものにも代えがたく、いとおしいものです。
帰りに乗った市営地下鉄の座席です。その色彩の派手なこと・・・。空いていたからこそ、その全容が見えたのです。富士山を背にランドマークタワーなど、みなとみらい地区の全景がくっきりと映し出されておりました。もう~目が点になってしまいました。ラッキーでした。
私も勿論・・・その席に座りました。本音を言うならば、なんとなく落ち着きませんでした。優先席でもあったためか~みなの視線が気になって。

いま人気のクマちゃんだそうです。居間にちょこんと鎮座ましておりました。手に入れるのが大変なのだとか・・・。

我が家の沈丁花が咲きだしました。これからが楽しみです。
がんばれ!さだちゃん!